このツールで何がわかるか
- 修理と交換の、年あたりコストを並べて比べられます。修理費の総額だけでは見えない差が出ます。
- 設置年から、標準使用期間まであと何年あるかがわかります。
- 症状ごとの修理費の目安と、追いだきの有無で変わる交換費用の相場がわかります。
計算の考え方
修理費を「あと何年使えるか」で割り、交換費を10年で割って、同じ土俵に乗せています。
残り使用年数は 10年 − 使用年数 で求め、最低1年としています。10年は、リンナイが公表している
設計上の標準使用期間です。修理すれば少なくとも1年は使えるという前提を置いているため、
標準使用期間を過ぎていても年数が0になることはありません。
修理の見積額を入力すればその金額を使い、未入力のときは症状別の目安(中央値)で計算します。 交換費用は追いだきの有無で相場が変わるため、レンジの中央値を使っています。
前提と参照元は、ツールページ下部の「計算の前提」「参照した情報」にすべて載せています。
この数字の読み方と注意点
修理費の安さだけで決めると、かえって高くつくことがあります。 このツールの要点はここにあります。3万円の修理でも、あと1年しか使えないなら年3万円です。 18万円の交換でも10年使えるなら年1.8万円で、修理のほうが年あたり1.6倍かかる計算になります。 比べるべきは総額ではなく、1年あたりいくらかかるかです。
10年という数字は「壊れる年」ではありません。 設計上の標準使用期間は、メーカーが安全に使えると想定している期間です。 10年を過ぎた瞬間に使えなくなるわけではなく、11年目も動く機器はいくらでもあります。 ただし補修用の部品には保有期間があり、部品がなくて修理そのものができないことが起こります。 「交換を検討」と出たときに効いているのは、多くの場合この事情です。
見積もりが1社だけでは判断できません。 このツールが出す交換費用は本体・リモコン・標準工事費・撤去処分費までの目安です。 高所作業、配管の延長や改修、排気カバーの設置、ドレン排水工事などが必要になると、 総額は目安から大きく外れます。どの追加工事が要るかは現場を見ないと決まらないため、 複数社に見てもらわないと相場から外れているかどうかも判断できません。
安全に関わる症状は、費用比較の対象外です。 水漏れ・異音・異臭を選ぶと、判定より上に警告が出ます。 ガス機器のこれらの症状は一酸化炭素中毒や火災につながるおそれがあり、 「あと1年もたせるか」を検討する話ではありません。使用を止めて点検を受けてください。 費用の試算はそのあとで見れば十分です。
よくある質問
Q. 10年を過ぎたら必ず交換しないといけませんか? A. いいえ。動いているものを止める必要はありません。ただし部品の保有期間を過ぎていると、 次に壊れたときに修理できず、その時点で選択肢が交換だけになります。 急な出費を避けたいなら、動いているうちに検討を始めるほうが有利です。
Q. 修理を頼んだのに交換を勧められるのはなぜですか? A. 部品がすでに無い場合と、直しても別の箇所がまもなく壊れると判断された場合があります。 納得できないときは、どの部品が入手できないのかを具体的に聞いてみてください。
Q. 設置年がわからない場合は? A. 本体側面の銘板に製造年が書かれています。賃貸なら管理会社、 分譲マンションなら管理組合や購入時の書類でわかることもあります。 どうしてもわからなければ、入居年や築年数を入れて目安として使ってください。
Q. マンションと戸建てで費用は変わりますか? A. 同じ機種・同じ工事内容なら基本的に変わりません。 ただしマンションのパイプシャフト設置は、扉のサイズや共用部の扱いで 機種が限られたり工事費が変わったりすることがあります。管理規約の確認が必要な場合もあります。
Q. 補助金は使えますか? A. 機種によっては国や自治体の制度の対象になる場合があります。 制度は年度ごとに内容が変わるため、このツールでは金額に反映していません。 見積もりを取るときに、対象になる機種かどうかを業者に確認してください。
免責
本ツールの結果は一般的な費用相場にもとづく概算であり、実際の金額を保証するものではありません。 給湯器の状態や設置条件によって費用は大きく変わります。正確な金額は業者の見積もりでご確認ください。 異音・異臭・水漏れなど安全に関わる症状がある場合は、使用を中止して速やかに専門業者へご相談ください。